2013年02月21日

ブログ開設しました。

 皆様、いつも「見つけて渡り鳥」に情報を投稿いただきありがとうございます。このたび「見つけて渡り鳥」にブログを開設することとなりました。
 このブログでは今まで皆さんに投稿いただいたデータをもとに集計したデータからわかったトピックなどをお知らせしていきたいと思っております。
 さて、記念すべき第1回はジョウビタキの特集です。2008年〜2012年(2012年に関しては初見日〜2013年2月12日まで)の5年間のデータをまとめてみました。
ジョウビタキ経年変化.jpg
図1.見つけて渡り鳥におけるジョウビタキの情報件数の推移

結果その1
 年ごとに情報件数をみると、冬鳥が少なかったと言われる2011年はジョウビタキの情報件数も過去5年間で最も少ないという結果となりました。また、2009年以降の情報件数が減少傾向でした。

ジョウビタキ2008年情報件数.jpgジョウビタキ2009年情報件数.jpgジョウビタキ2010年情報件数.jpgジョウビタキ2011年情報件数.jpgジョウビタキ2012年情報件数.jpg
図2.見つけて渡り鳥における各年のジョウビタキ月別情報件数の推移

結果その2
 2008年〜2011年の傾向を見ると10月下旬・11月上旬頃に情報件数のピークが来ていて、今冬も同様の傾向が見られました。

結果その3
 月ごとのデータから2009年まで初見日が9月下旬でしたが、2010年以降の初見日は10月以降と遅くなっている傾向がありました。
 この初見日の遅れに関して気になる新聞記事があったので紹介します。
冬鳥の日本での滞在期間が短くなっているという東京都市大の小堀洋美教授の発表の記事が2012年10月3日の東京新聞に掲載されていました。記事によると1986年から2008年までの間に多くの冬鳥の初見日が年々遅くなり、終見日は早まっているとのことで、特にジョウビタキは終見日が1986年と比べると36日早まっているというものでした。

 今回の結果から、冬鳥の少ないと言われた2011年ではジョウビタキの情報件数も減少しているなど、渡来状況の傾向をある程度把握することが可能であるということがわかりました。
 しかし、情報量や調査年数が十分でないこともありジョウビタキの日本での滞在期間が短くなっているという点についてはなんとも言えませんでした。この点に関しても今後とも注意して観察していきたいと思います。みなさんの協力をお願い致します。
これからも皆さんからのたくさんの情報をお待ちしています。今後とも「見つけて渡り鳥」をどうぞよろしくお願いします。


「見つけて渡り鳥」ホームページ
posted by tori at 13:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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